2019年 台風19号で多くの地域に甚大な被害がでました。
その中で、あってはならない最悪の事故が発生しました。
それは、「救助する女性を救助ヘリから40m下に落としてしまう死亡事故」
そして原因は単純なフックの付け忘れ
誰が見ても分かるように、今回の救助現場は、濁流などのものすごい危険な状況でしている訳ではありません(一部訂正:16日の報道を見て、なかには流れの速い濁流などの危険な環境があったことを確認。ただし、事故発生時はどのような状況かは確認できず)。人間なら誰でもミスをする可能性もありますが、それは今回指摘する部分に関係してきます。(画像は、NHK NEWS WEB より)
◆ 「レスキュー競技大会」 のダークサイド ◆
何度もニュースで、競技会の様子を見たことがありますが、「競技(スピード)」ばかりが優先され、その中身の強引さ、雑さ が目につきました。
最低なのは、救助役の隊員がとてつもなく協力的で、救助されやすいように動いている事!
そしてこんな事では、単純・安易なミスで、必ず重大な事故を起こすだろうと思っていたら・・・
レスキューに限らず、このような「競技」にすることで、本来の意味、主旨、本質、理念・・・、など大事な物を忘れるケースをよく見ます。
今回起きた、悲惨な事故も、そんな競技会の負の部分が影響しているのではと考えるの自分だけでしょうか?
もちろん現場では皆さんが必死で真剣にやっているのには尊敬も、感謝もしていますが、一方で、競技会での成績や、筋肉をつけることに迷走した隊員も一定数いるのではないでしょうか?
多分、きれいごとが好きなテレビに出ている人たちは、誰もここまで追求しないだろうから、あえて核心をつく指摘をしてみました!