昨日、日本勢の大活躍で世界柔道が終了しました。正直、ラストの男女混合団体はフランスが勝利してもおかしくなかったとも感じましたが、優勝して何よりです。

 

 

ということで、今回の世界柔道では評価できる点(ビデオ判定、ルール変更で一本強化)もありましたが、みんなで褒めあうだけでも意味がないので、何点か指摘をしたいと思います。

 

 

【最大の問題 オリンピック選手の選考方法】
 これはリオの時にも感じた事ですが、すっかり忘れていました。今回も気になったということは、おそらく前回と同様か似た方法になっていると思います。

 簡単に言うと「簡潔ではなく非合理的」だということ。
 提案するなら、選考の大会はいくつかあっていいと思いますが、優勝者や成績・結果が同じ人がいた場合は、プレーオフ制で直接対決して決める
 今現在、結果を残しているため、大問題になる可能性は低いと思いますが、結果が出なくなったら、一気に矛先が向くかもしれません(単純に監督交代という逃げ道もあるが)。
 そしてもしかしたら、近い将来問題になる可能性も否定できません。
 それは、男子66kg級の「阿部選手」と「丸山選手」。すごく危険な匂いがします。

 

 

【柔道耳問題】
正式名は分かりませんが、耳が潰れている事です。

 これは未来の柔道の問題だと思いますが、スポーツに限らず色んなジャンル・職種が溢れ、さらに深刻な少子化。
 そんな近未来において、「耳を潰してまで柔道がしたい」と言う人がどれだけ残るか? 「耳が潰れるなら柔道をしない」という時代がきてもおかしくありません。
 これに気付いたのは、外国人選手の耳がきれいだったことです。準決勝、決勝に残った日本選手の多くは耳が潰れていると思いますが、外国人選手はそんなに多くなかった感じがします(ただし次の日見たら、潰れている人も発見)。
 この問題については、専門家や関係者が実際どうなのかを調査し、自分の指摘が正しい場合は、将来的には練習方法を大きく見直す必要があると思います。

2019柔道

※この件に気づいて、すぐ写真をとりましたが、当然タイミングも悪く検証できる写真はとれませんでした

 

【決勝の待機場所問題】
 これは単純に、たしか大野選手の決勝前だったと思いますが、相手選手がとにかく睨みつけていて、場外乱闘が起きてもおかしくない場面がありました。 大野選手が全く無視というか集中していたのでトラブルはありませんでしたが、どちらも血の気の多い選手だと、あれだけ決勝前に近くにいたら・・・

 

 

 

■おまけ
 団体戦の最初の40分(韓国戦)で、試合は2試合だけでした。あとは、VTR → CM、CM → VTR の繰り返し、正直見るのやめようかとすら思いました!!