個人的には、単語・言葉自体はアウトだと感じるが、アホみたいに騒ぐこの政治家や報道・マスコミを見てると、逆に疑問が生まれてしまった。

 

前提:そもそも報道機関であるテレビ朝日が隠蔽・黙殺したのが最大の問題

 

 

疑問1:この政治家・官僚、記者とのふざけた関係

「1対1で信頼がなければ大事な話はしない」と言う記者の建前・理想は理解できる。だが、それが料亭・Barなど酒がなければできないというのは理解不能。 記者もあくまで仕事のはずである! 相手が酒がからむ場所等を指定した場合は断るべき・・・だけど絶対に裏切る記者は出てくるし、どんな場所でもどんなことをしてでも聞きたい!まぁそれが記者でもある。 しかし、この時代遅れのやり方を変える時に来ている → 記者の働き方改革

 

 

疑問2:なぜ直属の上司だけに相談して週刊誌に?

これもごく普通の疑問。上司が社長や会長なら話は分かる。この腐った組織に相談はできないと!  でも、たかだか直属の上司に相談しただけで、他の部署(専門の部署)や、その上の上司、先輩などに相談していない! そして朝日新聞でもない。週刊誌に話す勇気や覚悟があったならできたはず)

 

 

疑問3:優秀な上司なら、確実に女を利用する!

本当に優秀な上司なら、女性記者を利用するのは当たり前。日本の文化、日本人、そして今回のセクハラで有名な事務次官・・・。優秀であればあるほど、どうやれば話を聞き出せるか分かっているはず。 残念だけどこれが現実で、これが男の思考。

 

 

疑問4:3と似ているが、テレビ・新聞側もあえて若い女性を利用している

ほとんどの人が「きれいごと」を言っているが、本質はこういうこと。記者本人の考えとは違い、その組織はいかに「男」から話を聞き出すかをよく知っている。そのために「女」を利用することもよく知っている。

 

 

疑問5:今回の問題は、会社の上司と部下の問題ではなく、一方(事務次官)はアルコールも接種し、遊び・酒のつまみ程度、一方(記者)は仕事という異常な状態であり、これを直ちに「セクハラ」と断定するのはおかしい

ただ一人で飲むのが寂しいから、女性記者を無料のホステス代わりで呼んだとしたら、どうなるのか(人間としては最低だが)? 当然女性記者側は1年も前からセクハラを受けており、事務次官がどういう性格で、そしてどういう理由で自分を呼んだか分かっているはず。
もし、事務次官が「今日は無礼講」だとか「今日はただの友達としての飲み会」という話をしていたらどうなるのか?

 

 

疑問6:もうひとつの大きな問題は、日本のセクハラが事務次官1件だけになっている点

マスコミも政治家も、セクハラは事務次官としか思っていない。本気でセクハラを問題提起するならこんなクソみたいな方法では何の意味もない! そして政治家なら、法律やルール、そうじゃなくても超党派で「被害者の会」的なものを作ればいい! でも今まで何もしてこなかったんでしょ?