10月22日(日)に実施された衆議院議員総選挙(解散総選挙)の総括を独断と偏見で行います。テレビや新聞にはない切り口になっていると思います。
総評(一言で言うと) 「野党のための総選挙」「野党総選挙」「政治家とマスコミの、政治家とマスコミによる、政治家とマスコミのための選挙」
個別に指摘)
◆ 秘密投票について(期日前投票、マスコミ報道)
・ 明らかに「きれいごと」だらけの制度。秘密と言いながら、ほぼオープンな場所で記入する。場所によっては「ごく狭」で、スタッフには手の動きで丸わかり。
・ しかも、1分後にはマスコミの「出口調査」が待ち構えている。ちなにみNHKの場合は、さっき投票した内容全てを、記入するものであった。選挙日当日ならまだしも、選挙日前にもう全ての情報が漏れている。
これのどこが秘密投票なのか?
・ さらに(推測だが)、この期日前投票の情報を含めて、選挙日前にマスコミが報道しているとなると大問題!今回は、中間でほぼ選挙が確定した。マスコミの罪はとてつもなく大きい。
例をあげれば)プロ野球の(今シーズン)ソフトバンクとロッテの試合で、5回終了時点で「10対0」。この途中経過を見て、わざわざ球場に見に行こうとは思わないし、最悪試合結果すら気にならない。行くとしたら熱狂的なファンか関係者。 これと同じことをマスコミがやっている。「選挙に行け」と言いつつ、一方では「選挙をぶち壊し」している。 ⇒ 要するに選挙前に具体的な議席数を発表しなければいい(途中経過が互角の場合も考えられるが、それでもやめるべき。また外国の選挙でやっているとしても、外国は一切関係ない!)。
・選管がやっている確認は「本人確認」ではなく「投票券確認」いくらでも不正(代理など)が可能。
つまりこんな実態ならば「明日からでもインターネット投票は可能」である
◆マスコミの報道
・正直ほとんどがアホ。 上記のように選挙前はやりたい放題やっているのに、当日は全ての局が午後8時までなにもしない。そして8時と同時に一斉に動き出す。
・「政策」と言いながら、最も関係のない「政局」ばかりを垂れ流ししているのはマスコミ。どれだけ「小池」一人に時間を割いたのか? 「政策1:政局9報道」
◆小池都知事
・あまりにも言いたいことがあるが、違う視点から言うと、全てのマスコミが小池都知事の発言「排除」「さらさら」が敗因のポイントとしている・・・結局、日本人は「政策」で判断していないという決定的な証拠。日本人は言葉づかいで選挙をしているアホな国。と、マスコミも国民も認めている。
◆選挙の裏の部分を報道しない
結局、若者を巻き込んでふざけたきれいごとで、ふざけた選挙をやっている。今回の投票率もまさにいい例
・政党交付金という税金をふんだんに使った、税金まみれの選挙
・小池も枝野も連合の会長に会いに行く、「きれいごと」とほど遠い「組織票」
・供託金300万円(年収にも匹敵)!! 金持ちと、2世と、弁護士、医者による選挙
・国民をバカにした、自分達(無能でアホな政治家)に有利な「公職選挙法」を何も変えようとしない。そのバカにされている国民も喜んでそれを受け入れている ⇒ 分かりやすく言えば、いかに有能な若者や人材の芽をつぶし、「金」をエサにして、党議拘束。大事なのは政治ではなく選挙。国民なんて最初から頭になし。 政治1:選挙・政策9
◆そう言えば国民審査
・最も不毛な悪質な制度のひとつ。選挙が終わってこの数日、テレビで見る限りは「1秒」たりとも放送なし